三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)が執念のスプリントで勝利。関西シクロクロス 最終戦 田中養蜂場 桂川 カテゴリーM1。
前日の天気予報では未明から朝にかけて雪の可能性もあった京都市。大会当日の朝は晴れ、陽が出ている事もあり体感の温度も予想されていたよりも寒くは無いというコンディションの中、関西シクロクロス最終戦 田中養蜂場 桂川のオープニングレースが始まった。
大盛況のカテゴリーM1出走は91名。シリーズランキングの1位國分圭二(Mt.HASE321)と2位古井 秀人(輪心WHEELSOULBIKEWORKS)の順位は確定済み。3位の座を巡り、三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)と湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)が最終戦で争う事になった。
オープニングラップから順調な滑り出しを見せたのは國分圭二(Mt.HASE321)。國分圭二(Mt.HASE321)らしい淡々としたスタイルで後続との差を6秒ほどに広げる。それに続いたのは湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)。前戦のマイアミでは優勝と波に乗っているだけに、ここでも優勝してランキング3位も決めたいところだ。
湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)の後方には三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)。「思いのほか凍っていた路面が溶け始めてルーズになっていた。」というコースコンディションの中、グラウンドエリア奥でコースアウトを喫した三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)はバイクチェンジを行い後方の集団へと下がる。
バイクチェンジで3番手集団で展開していた三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)は再度、スタート時のバイクに交換。サイドグリップの効いたチャレンジタイヤ・デューンがセットされたバイクに戻したことで、コーナリングのスピードを上げ前を走る湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)と國分圭二(Mt.HASE321)の二人を追いかけた。
最終周回、國分圭二(Mt.HASE321)がリードして最終のヘアピンコーナーに入ると、國分圭二(Mt.HASE321)が単独スリップダウン。1秒ほどの差がありながらも後ろにいた湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)が前に出て最終コーナーを立ち上がる。その後ろから三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)。バイク一台分の差でストレートに入った三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)は、勢いよく湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)に並び最後のフィニッシュラインではハンドルを投げフィニッシュ。見事な追い上げからのスプリント勝利を勝ち取った。
優勝の三船雅彦(masahikomifune.comCyclingTeam)はシリーズランキングでも湯浅勉(RIDE LIFE GIANT)を振り切り3位を獲得。シーズン途中で不調に陥りながらも、3勝目を上げシーズンを締めくくった。
関西シクロクロス最終戦 田中養蜂場 桂川
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