JCX小貝川 6年ぶりに

 前回、茨城県取手市小貝川に行ったのは2015年。6年前の事だ。前田公平が小坂光を追う激しい争いは、小坂光の勝利で終わった。

 2015年の全日本選手権飯山大会では、ジュニアカテゴリーで織田聖が優勝。沢田時が2回目のU23チャンピオンを獲得。若い世代の息吹が感じられる年でもあった。

あれから6年。再び、小貝川を訪れた。


沢田時とブリヂストンサイクル

沢田時のブリヂストンサイクル(チームブリヂストンアンカー)加入は、2012年1月から。2011年の全日本選手権を機に、体制を変えたチームはジュニアで世界選手権出場経験もある沢田時を迎え入れた。2012年の関西シクロクロス希望が丘大会で新しいジャージをお披露目している。


本格参戦となった翌シーズンからはエリート選手を相手に幾度となく好走し、正式ではないものの2012年の全日本選手権ではU23で優勝。正式採用になった2014年こそ横山航太に敗れたが2015年の飯山でU23チャンピオンに返り咲いた。

 

翌2016年、エリートに上がった沢田にとって初の全日本選手権となった宇都宮大会を見事優勝で終えている。


アルミとかカーボンとか考えていない

クラシカルながらも最近の流行であるマジョラーのカラーリングは、一般公募からチャンプ沢田時の選んだ思い入れのあるもので、チャンピオンというと「白」の中でひと際目を引く。エンド部を見ると溶接の処理が。「あれ、カーボンじゃないの?」の問いに、「アルミとかカーボンとか考えてない。これで勝てるからこれで良い。」という返事に潔さと勢いを感じた。

整備が行き届いたドライブトレインからも戦いに臨む姿勢を伺う事ができ、ヘッドチューブにオイルホースが当たる部分にはシールを施している事からもバイクを大切にしている事が分かる。



ローターは前後とも140mmを使用。こちらのバイクにはチャレンジ シケイン チームエディションを前後ともセットしていた。



関西では「あれ40分で終わりじゃないの?」って言われます

インタビューの前に、「ロードのメンバーを見ていると、時くんもオッサンの領域になったよね」と、時の流れを話題にした。

 

「関西では、あれ?40分で終わりじゃないの?って言われますよ(笑)」

 

まだジュニアだった頃、関西シクロクロスでは特別出走の形でC1選手と混走。40分間はトップを爆走するというスタイルが懐かしい。チームジャージには「CHASE YOUR DREAM」と掲げられ、今でも夢に向かって爆走している姿がよく似合う。