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白神山地 りんごの街から日本海へ

世界自然遺産 白神山地

1993年に日本で最初の世界自然遺産となった白神山地。山を覆うブナ林を横断するように東西に延びる延びる県道28号線は白神ラインと呼ばれ、部分的な舗装を含む山岳道路が約86kmに渡って続いています。


旅の起点は青森空港。空港から弘前市まではリンゴ畑、そして水田が広がる農村地帯。リンゴ県と日本酒地方に来たという雰囲気で迎えてくれました。


りんごの街、弘前。弘前観光コンベンション協会で発行しているガイドブックには43種類ものアップルパイが並ぶ。この日はpatisserie vergerさんのアップルパイで旅の一食目をスタート。フワトロなアップルパイはおかわりをしたくなる美味しさ。


い・ろ・は・すも青森県産ふじりんごで。


熊に注意!の標識を見ながら山岳道路へと入る。

弘前市内のホテルを朝5時に出発。白神ラインの東側の起点とも言えるアクアグリーンビレッジANMONで、い・ろ・は・す りんご味を補給したら未舗装道路が続く深い森の中へ。時折視界が開けると青い空と白い雲。自動車の通行もそれなりにはあるものの、静寂な時間の流れとともに東から西、山から海へと向かって「じゃりじゃり」と音を立ててバイクが進んでいく。


豊富で綺麗なブナ林の水


ブナの原生林が生い茂る白神山地は水も綺麗で豊富。所々に清水が流れ、涼をとるために顔を洗うのが気持ちいい。終始聞こえる鳥のさえずりと合わせて長い道のりに楽しさを加えてくれる。


3Peaks!!!

津軽峠:標高649m

天狗峠:標高769m

一ツ森峠:標高673m

一つだけではない白神ラインの峠。日本昔ばなしのように山を登っては下り、登っては下り登っては下って日本海へ。青池にも寄るなら、ピークは4つに。



40kmほどブナ林で過ごす。

ブナの林の中に入ってからは時々自動車とオートバイが過ぎる程度で、ほとんど人の姿を見ることなく40kmが過ぎてしまう。自分の周りには常にブナ林。ビバ世界自然遺産!



十二湖駅に着いたらビールを飲んで電車に乗り込む

十二湖駅には産直販売コーナーが併設。新鮮な海の幸や乾物、ちょっとしたお弁当もある。100kmほど走った身体にはとりあえずのビールとタンパク質を。ほっけの乾物なるものがあって飛びついた。ほっけの開きは食べた事はあるものの、乾物は初めて。さて、お味の方は???


青池を眼に焼き付けたら日本海に到達。熊の糞も目にすることができた林道の旅も終わりに。



また来ます。= まだ来ます。

日本海を眺めながら五能線から奥羽本線に乗り換えて約3時間で津軽三味線の音色が鳴り響く弘前駅に。バイクの走行距離は97km。獲得標高は2300m。輪行の揺れが気持ち良い夕暮れ時に。